青野原オートキャンプ場
神奈川県の相模原にある
大きなキャンプ場 青野原オートキャンプ場
11月の中旬を過ぎた寒さが気になる時期にソロキャンプを実行!
平日の金曜日から3連休の初日になる土曜日にわたる1泊。
9時に家を出発して、買出しして12時前に着く予定が・・・
予定していた場所に薪が無い!
欠品とのこと。
青野原オートキャンプ場に一応たどり着いたが、やはり受付はやっていない。
よって、ここで薪を買うことはできない。
だったら仕方ないと、
道志の森へ行こうと進路変更。
道志の森ならば薪もあるし、道志の道の駅周辺には薪を売っている箇所は数箇所ある。
青野原から車で40分ほど・・
道志の森へ到着!
受付は無人状態で、先に場所を決めてくださいとの張り紙があったが、
薪を買えるかどうか心配になり、張り紙に書いてある連絡先へ電話を入れてみる。
というのも、
道の駅周辺でも、薪が欠品していたのである。
電話をしてみると、今、家に帰っているので、先に場所を決めてくださいとの事でしたが、
「あとでもいいので薪を買えるか?」と聞いたら
「今、切れている」との返事。
「道の駅の周辺で買ってくれ」といわれた。
しかし、既に欠品しているのは確認済みであった。
気温10度を下回るこの時期に薪なしでは辛すぎる・・・
仕方が無いので、こうなったら
道志みちに入る前のスーパーやホームセンターなら売っている可能性があるのでは
ないかと考え、道志の森から相模原方面へ逆戻りする決断を下す。
この時点で昼を過ぎており、右往左往している。
その道すがら、普段、何気なく通り過ぎる右手に見える峠の茶屋のような
田舎の雑貨屋というか、八百屋というか、何と言ってよいのか分からないお店に
薪を発見!
路肩に車を停めて薪を拝見。
数種類あるようで値段が良く分からなかっただが、お店のおばちゃんがすぐに出てきて、
これは杉、これは楢、など説明をしてくれた。
「これからキャンプかい?」なんて聞かれ、会話をしていると、
薪が無いのは、
普段、薪をつくっているおじさんが身体を壊して働けない状態になっているとの情報。
道の駅付近では売ってなかったと言ったら、「そうかもしれんねぇ~」と言う。
350円と400円の薪を買い込み、やっとスタートラインに立てた気分になる。
道志の森へ戻るか、または、当初の予定どおり青野原へ行くか・・・
既に道志の森からは遠ざかっているので、このまま青野原へ向かう。
到着は2時頃、既に陽が傾き、山に隠れそう。
慌てて設営開始。
目の前に紅葉!
途中のスーパーで買ってきた冷凍の味噌ラーメンに
ニラとネギ、卵を入れて・・・
遅い昼飯。
まわりには、一組だけBBQをしているグループがいるだけ。
おそらく、日帰りBBQと思われる装備。
このグループは、陽が隠れた4時には撤収してしまった。
この広いキャンプ場に一人っきりになった。
ハッキリ言って寂しい!
少し、散策をしたが、どんどん暗くなる。
夕方に一台の車が来たが、おそらく管理をしている方らしく、場内をチェックして行った。
6時には真っ暗になり、夕飯の準備。
ご飯を炊いて、おかずは、「小籠包」「モツ煮込み」
7時には息が白くなり焚き火がないと厳しい。
ズボン、上着を防寒用に履き替えて夜に備える。
この大きなキャンプ場で一人というのは
寂しさと怖さもあったが・・・
意外な来客が・・
飯のニオイに誘われてきたらしく、
暗闇に光る目が印象的な野良猫さんが目の前に座っているではないか。
お互いを牽制しながら、約1時間、野良猫さんという相棒とともに過ごす。
夕食も終わりデザートのプリンなどを食べながら映画を観て、
まったり焚き火をしていると、夜8時、9時になってから、
1組、2組と次から次へ来場があり、「カチカチ」とペグを打ち込む音が聞こえ始める。
結局、0時ごろまでに10組ほどが来場した模様。
酒飲んで賑やかであったが、隣が遠いので気にもならず、程よい時間に寝てしまった。
0時頃で4度程度。
夜霧のような感じで辺りは視界が悪かった、しかし、
風が無かったので良かった。
朝は7時ごろに目を覚ます。
辺り一面、朝もやで真っ白・・
テントもタープもすべてベチャベチャ。
そして、寒い!
火を起こして、珈琲を飲んで温まる。
7時ごろだが、既に帰り支度をして帰路につく人たちもいた。
カレーうどんを朝ごはんに食べてから、山の上から太陽がのぞきはじめて
身体も温まってきた。
集金のおばちゃんが来たのでお金を支払い。
場内を散策。
川も澄んでおり、落ち葉がところどころに溜まっていた。
場内の紅葉ももう終盤という感じで、赤く染まった木々が数本あった。
ちなみに
トイレは仮設と常設トイレ、ともに清掃がされている。
シャワールームも使用できるようであった。
水場は、冷たいキンキンに冷えた水が出るので、本当ならばゴム手袋でも持ってゆく方が良いかもしれない。
食べ残しや使い終わりの割り箸などを水場に捨てるマナー違反の家族連れがいた事は残念である。
最後に昼飯を食べてから、撤収作業へ
昼過ぎて、やっとタープやテントが乾き始めた。
ビニールマットなどは裏返しにしておいたが、結局、帰るまでには乾かなかった、そのぐらいの水滴攻撃であり、この時期は仕方が無い。
14時に撤収完了、ちょうどテントの張った場所には太陽が当たらなくなった。
by @クマ吉
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青野原オートキャンプ場